コミットするの意味とは?コミットするの類語やビジネスでの使い方もご紹介!

仕事

最近ビジネスにおいて外来語を聞く機会が増えてきたと思いませんか?

例えばコンセンサスとかコンセプトとか、英語が苦手な人には意味がさっぱり分からずちんぷんかんぷんですよね。

「なぜわざわざ英語で言うんだろう」「日本語使えばいいのに」とうんざりした経験がある人も多いかと思います。

コミットするという言葉も近年よく聞くようになった外来語の一つですね。

恐らくコミットという言葉を聞いてすぐに意味が理解できる人ってあんまりいないのではないでしょうか。

というのもコミットするという言葉は最近使われはじめた外来語であり、英語が得意な人でなければ聞いたことすらない人が大半だからです。

ライザップのCMで「結果にコミットする」というキャッチフレーズがありますが、どういう意味なんだろう?と疑問に思った人も多いかと思います。

しかしコミットするという言葉はビジネスシーンで頻出の言葉になりつつあります。

なので今後は「知らないと恥ずかしい言葉」になってくるかと思いますよ。

もしまだコミットするという言葉の意味を知らないのであれば、ぜひこの記事で意味や使い方をマスターしてくださいね。

外来語は使い方が難しいですが、しっかり使いこなせればあなたの評価も上がりますし、何よりカッコイイ言葉ですので覚えておいて損はないと思いますよ。

コミットするの意味

コミットは英語ではcommitで、意味は「約束する、委託する、引き受ける」となります。

ビジネスシーンで使うコミットする、とは「関与する」「約束する」という意味になります。

ただしただの約束ではなく、責任を伴っているという点に注意してください。

普通の約束よりも責任がある分、重いニュアンスを含んでいます。

つまりコミットするとは、仕事を引き受けて、その仕事に責任を持って取り組む、といったシーンで使える言葉なんですね。

ところでcommitは動詞ですが、「コミットする」では動詞が続いていて何だかおかしいですよね。

「コミットする」のコミットは正確にはcommitの名詞形であるcommitmentを略したものなのです。

ちなみに日本で使うコミットと英語のcommitは全く同じニュアンスではありません。

英語のcommitはコミットよりも重いニュアンスがあるので、海外で外国人に対して使う際は注意した方が良いかもしれません。

ちなみにライザップの「結果にコミットする」はどういう意味なのかと言うと、「結果を出すことを約束する」といった意味になります。

しかし絶対に結果を出すと言ってしまうとまずいので、コミットという言葉を使うことで意味をぼかしているという側面もあります。

プロミスとの違い

コミットすることは約束するという意味がありますが、プロミスも約束するという意味ですよね。

なのでコミットとプロミスを混同している人も少なくありません。

しかしコミットとプロミスには明確な違いがあるのです。

プロミスというのは確かに約束という意味ですが、「友達と約束する」とか「本を返すことを約束する」といった場合に使います。

一方でコミットというのは責任が伴った約束のこと言い、もし守れなかったら相応の責任を取らなければなりません。

仕事における約束などは、取引先との信頼関係に関わるものであり、友達とする約束とは重みが違ってきます。

なのでコミットはプロミスよりも重大な場面で使うことが多いのです。

コミットするを使う場面

コミットという言葉を使うのは主に交渉のときですね。

ビジネスシーンで使うコミットには責任を持って目標を達成するという力強い意味があり、顧客に対して強い信念を示したいときに使える言葉です。

ただの約束ではなく、重大な場面でここぞというときに使う言葉なのです。

政治家もよくコミットという言葉を使っていますね。

例えば「地域の平和と繁栄に深くコミットしていく」といった文脈で使いますが、これは「地域の平和と繁栄に深く関わっていく」といった意味で使っています。

ビジネスパーソンや政治家は責任を伴う仕事が多いため、必然的にコミットする機会が増えることでしょう。

しかしコミットすることができるのはビジネスパーソンや政治家だけではありません。

コミットすること自体は誰でもできることなのです。

例えばあなたはダイエットに取り組んだことはあるでしょうか?

1ヶ月以内に何キロ痩せる!というような目標を立てるときにコミットすることができますし、勉強の目標を立てるときにもコミットすることができます。

自ら立てた目標に対して全力でコミットすることで、あなたの能力を最大限に発揮することができるようになりますよ。

コミットするの使い方・例文

では実際に「コミットする」を使った例文をいくつか見てみましょう。

例文を見ていただければ、コミットという言葉をどんな風に使うのが適切なのか掴めてくるはずですよ。

深く関与する

・成長するためには能力のある人に全力でコミットすべきだ。

・幸せになるためには自宅にいるばかりでなく、社会にコミットした方がいい。

・何かあったときの孤立を防ぐために地域にコミットするのは大切なことだ。

専心・傾倒

・いつまでもお金が貯まらないのは、稼ぐということにコミットしてないからだ。

・浪人生は現役生よりも受験勉強にフルコミットできるのが強みだ。

・悩んでいるときこそ、目の前のことにコミットした方がいい

約束する

・1ヶ月以内に5キロ痩せることをコミットする。

・その提案にはコミットできません。

コミットの類語


ここまでコミットするの意味や使い方をご紹介しましたが、コミットと似たような意味を持つ言葉というのも存在しています。

これらを覚えておくと、コミットするの意味がより深く分かりますのでぜひ覚えておきましょう。

フルコミット

コミットするをさらに強くした表現です。

意味としては「全力でコミットする」となります。

ただコミットするだけではなく、最大限にコミットするときに使います。

例文としては、「会社に入ってから1年は仕事にフルコミットする」のように使います。

コミッショナー

コミッショナーもコミットと関連している言葉ですね。

よくスポーツの報道で耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか?

コミッショナーというのは意味としては「権限を持つ人」「最高権威者」という意味です。

英語圏の国では政府機関の長官などを指す言葉として使われています。

日本ではプロ野球やボクシングなどのプロスポーツにおける、最高責任者のことをコミッショナーと言います。

外来語は本来の英語の意味とは少しズレている場合があるので気をつけましょう。

コミットメントライン

コミットメントラインは銀行融資枠とも言い、融資枠の範囲内であればいつでも融資を受けられる契約のことを言います。

企業にとって資金繰りが重要なのは言うまでもありませんよね。

企業はコミットメントライン契約をしておくことでいつでも融資を受けられる状態になり、資金繰りが安定するという大きなメリットを得ることができます。

しかし全ての企業がコミットメントラインを利用できるわけではありません。

大きなメリットがあるコミットメントラインですが、審査はとても厳しいです。

厳しい条件をクリアした企業のみが利用できますので、審査に通ることで企業の評価が高まることにも繋がります。

コミットメントラインは銀行側も安定した利益を得られるので、企業にとっても銀行にとってもメリットが大きいのです。

トップコミットメント

企業のホームページにはよくトップコミットメントが載せてありますね。

トップコミットメントとは、その企業のトップが会社の取り組みや今後のビジョンなどを表明することです。

日本語で言うと所信表明が近い言葉でしょうか。

トップコミットメントに書いてあるメッセージを見れば、その企業のトップがどのようなビジョンや経営理念を持っているのを知ることができます。

近年は持続可能な社会を実現しようという動きが高まっていますが、トップコミットメントでは環境問題にどのように取り組み貢献していくのかということも表明していることが多いです。

コミットすることは意識が高い?

コミットするという言葉に「意識が高い」というイメージを持っている人も少なくありません。

意識高い系はやたらと外来語を多用しますし、目標に向かって努力することが大好きだからですね。

もちろん意識高い系と言われる人たちは常に何かにコミットしています。

例えばダイエットにコミットしていれば炭水化物を控えたりお菓子を食べようにしてるでしょうし、勉強にコミットしていれば月に何冊本を読むか決めている場合もあります。

意識高い系というのは自分自身を成長させるために時間を使います。

そのため、いつも何かしらの目標を掲げては、その目標にコミットしているのです。

コミットするメリット

ビジネスパーソンが「売上を10%アップさせます」と言えば、宣言した以上必ず達成させなければなりませんよね。

となれば必ず売上を向上させる手段を探すはずです。

コミットすることは目標を達成させるために必要なことであり、責任を持って宣言することで良い結果に繋がりやすくなります。

もちろんダイエットや勉強でも、コミットするメリットは大きいです。

半年以内に5キロ痩せるとコミットすれば痩せられる可能性はグンと上がるはずです。

もしあなたが叶えたい夢や目標があるのであれば、その目標にフルコミットすることで実現できる可能性が高まります。

心理学におけるコミットメント

コミットメントという言葉は心理学でも使われます。

コミットメントというのは宣言という意味ですが、自分の目標を宣言(コミットメント)することで、行動せざるをえない状況が生まれるんですね。

「宣言したからにはやらなければいけない」そんな心理が働くので、目標を達成しやすくなるのです。

そして私たちは、一度決めたルールに忠実に従う傾向があります。

これを一貫性の原理と言うのですが、コミットメントすることで一貫した行動を起こしやすくなり努力し続けることが可能になるのです。

経済学におけるコミットメント

経済学で使われるコミットメントは、「特定の行動しか取れない仕組みを作ること」を意味します。

例えば家電量販店で、「他店より1円より高い場合は値引きします」と謳っているお店がありますよね。

これを最低価格保証と言いますが、もし競合店が値下げしたとしても、最低価格保証をした店はさらに値下げしますので、顧客を奪われることはありません。

そうすると他店は値下げする意味がありませんので、結果的に価格競争が起きなくなるのです。

また、「気に入らなければ全額返金」のような返金保証をしている商品ってありますよね。

業者にとって返金保証するのは損では?と思う人もいるかもしれませんが、実は返金保証しても損はしない仕組みになっているんですよ。

返金保証という宣言をすることで商品に自信があることをアピールできますし、消費者の安心度が上がるので、売上が上がり多くの利益をもたらすのです。

このようにコミットメントは意外と身近なところで使われている仕組みなんですよ。

恋愛におけるコミットメント

コミットメントという言葉は恋愛においても用いられます。

皆さんはコミットメント恐怖症という言葉をご存知ですか?

ここでのコミットメントは、異性と深い関係になることを指します。

つまりコミットメント恐怖症の男性は女性と仲良くなることが怖いのです。

一人の女性と深い関係になることで自由がなくなったり、責任を取るのがイヤなんですね。

なのでもしそういう男性を好きになって告白したとしても、なんやかんやと言い訳して答えを濁されるはずです。

「何とかして心を開いてくれないかな」と期待しても当の本人はコミットしたがりませんので、いくら舞っても付き合えることはないのです。

もしメールの返事がそっけなかったり、どうも態度がそっけない、と感じる場合はコミットメント恐怖症である可能性を考えた方が良いかもしれません。

どれだけ愛情を注いでも彼の行動に振り回されるだけですので、その場合は潔く関係を断った方がいいでしょう。

ちなみにいわゆる草食系男子はコミットメント恐怖症とは違います。

彼らは単に恋愛に慣れておらず、愛情表現が下手なだけで、女性と深く関わりたくないわけではありません。

そこは混同しないように気をつけましょう。

 

いかがでしたか。今回はコミットするの意味やコミットの使い方をご紹介しました。

コミットという言葉は文脈によって意味が少し違うこともあり、使い方が難しい言葉ですが、ビジネスにおいては知っておかないと困る言葉でもあります。

ぜひ、この機会に使い方をマスターして使いこなしてみてくださいね。